兄の家がまさかの汚部屋に!メンタルケアの方が大事かも

これは私の兄の話しです。兄の家がまさかまさかの汚部屋になっていました。本当、あの汚い部屋を見た時の衝撃と言ったら、なんとも表現のしようがないですね。
私の兄は46歳でしたが、それまで長年連れ添ってきた奥さんととある理由があって離婚してしまったのです。そしてその離婚に伴って、兄が溺愛していた一人娘とも離れ離れになってしまいました。その事での兄の落胆ぶりと言ったら、それはそれはショックだったようで生きる活力すら失ってしまったようです。そしてしばらく自宅にこもりっきりになり、どうやらメンタル的な病気にもなってしまった様子です。

家族の汚部屋を片付ける
私はそんな兄の自宅を訪れました。するとその部屋のあまりにも汚さに驚きです。汚部屋、ゴミ屋敷という言葉がぴったりです。片付けが出来ていないというより、生活で出るゴミは全て家の中に放置状態。ですから部屋の中はゴミが天井高くまで積み重なり、歩けるどころの騒ぎじゃありません。そして汚部屋の中は悪臭が漂っています。なんでも近所からは悪臭だとか家の外まであふれているゴミでかなり苦情も来ていたようです。そんな汚部屋の中で兄は死んだように生活をしていました。風呂には入らないので体臭も酷い状態です。基本は汚部屋から出ないようですが、お腹が減った時だけ近所のコンビニに行って弁当などを買ってきて食べていたと言います。もちろん食べたゴミは残飯も含めて放置。これは悪臭が漂わない訳がありません。
とりあえず、私は兄の家のゴミを専門業者にお願いし、片付ける事にしました。実に兄の家から出たゴミは4トントラック3台分にもなったのです。兄の家は4LDKですが、その狭い間取りでも4トントラック3台分のゴミが出るとは本当に驚きでした。
けれども、このようなゴミ屋敷を作ってしまう人は、掃除、片付けをしただけでは済まないのです。特に私の兄の場合は離婚によるショックでこのような汚部屋に住み、家自体をゴミ屋敷にしてしまっていました。ですから原因を取り除かないといけません。兄は完全にうつ病状態だったのです。ですので、私は兄を精神科に通わせ、メンタルのケアを受けさせる事にしました。ゴミ屋敷を片付けてから、何度かやはりゴミは溜まりました。けれども精神科に通院しているうちに兄の症状も落ち着きました。また、別れた義理姉と交渉をして兄が溺愛していた一人娘にも再会させた事でかなり兄のメンタルの状態もよくなったのです。
そんなケアの効果もあり、兄はしばらくして以前と同じように社会復帰を果たしました。そして汚部屋だった兄の住処は今はその微塵もありません。
兄のようにメンタル的な理由で住んでいる家を汚部屋、ゴミ屋敷にしてしまう人って割と多いようです。そんな時は早めに精神科などでメンタルケアの治療を受ける事をお勧めします。